こんにちは!
ハムスターを懐かせる名人!のんです♪
私はハムスターも犬や猫と同じで家族の一員と考えています^^
せっかく迎え入れたハムスターでも、威嚇する・逃げる・噛み付く…なんてことになるとどう接して良いかも分からず、お世話をするのも大変…なんて方もいるのではないでしょうか?
我が家では40匹以上のハムスターを飼っていましたが、全てのハムスターが手乗りになり、噛み付くどころかどのハムスターも寄ってきては手のひらに乗って来るような人間が大好きなハムスターになりました。
そこで今回は、手乗りになるハムスターの飼育法を伝授したいと思います。
ハムスターに対する心構え
ペットショップやブリーダーなどから購入したり、はたまた知人や里親から譲って頂くこともあると思いますが、基本的にハムスターに対する心構えとして、「噛まれて当たり前、噛まれても良い」と思いながら接してください。…というのも、敵から身を守るために自己防衛・思うようにいかない時の噛みぐせとして噛み付いてきます。
固体それぞれ性格が違い、臆病な性格の子もいれば、最初からおっとり優しい子もいます。
初めて対面する時はどのハムスターもそれなりに警戒心を抱いており、飼い主の匂いや声を覚えて慣れるまではハムスターは逃げるし噛み付きます。
そんな中、ケージ内の掃除やエサやりでどうしてもハムスターに近付かなければならない時がありますよね。
噛まれる覚悟でお世話してください。
噛まれても動じない毅然とした態度で居てください。
正直、噛まれたくない!人間に向かって噛み付くとはどういうことだ!と思う人は、ハムスターを飼う資格すらありません。そして、噛まれたとしても反撃は一切してはいけません。
ハムスターが噛んでも決して反撃せずに掃除や食事のお世話をしていると、ハムスターも徐々に慣れて心を開いていきます。
辛抱強くお世話することが大事
最初からおっとり優しい性格の子やあまり人間に興味を示さない子は、抱き上げたり撫でたりしても噛み付くことは滅多にありませんが、中には終始気が立っていて気性の荒い子もいます。甲斐甲斐しくお世話をしていても噛み付く子もいますが、そういうハムスターは人一倍臆病な性格であることがほとんどです。
実際に我が家の気性が荒いハムスターのデリック君は、抱き上げようとすると逃げ回る、抱き上げても噛み付いて降りたがる、エサをあげても人間の気配が無いことを確かめてから食べる…そんなハムスターでしたが、最終的になんと手乗りになりました(笑)

この子は数多くお世話をしてきた中でもトップクラスのヤンチャ坊主で、とにかく「俺に触るな!」というタイプ。
何度も何度も噛まれました。それはもう深く。
細くて薄くて鋭い歯で噛まれると本っ当に痛いんですよね…。
しかし可愛いことに変わりないので、起きている時間は積極的に撫でたり抱き上げたりしていました。(もちろん噛まれます)
それでも手に乗っている時間だけは特別なエサをあげたり、室内に離して自由に家の中を散策させたりと色々なことをさせていたんです。
そんな風に接し、我が家に来て2ヶ月経った頃…なんと、手を差し伸べると自らよじ登ってくるようになったんです!

【キンクマ♂♂】お願い!出して〜!【オネダリ】
普段はケージの中で飼われていますが、手に乗れば美味しいご飯がもらえる!自由に走り回れる!この人は攻撃しないで撫でてくれる!と学んだ結果がこうなったのです。
人間=怖くない
と学んでしまえば、私以外の夫や息子にもあっという間に懐いてくれました。
↓こちらは息子の手に乗ってエサを食べているところです。

手乗りになったどころか、手からエサを食べてくれるようになるとより一層可愛いってもんです!
赤ちゃんハムスター
ハムスターが小さければ小さいほど懐いてくれる確率は上がります。ハムスター自身が生きていく上で「人間がいるのが当たり前」「人間の手のひらに乗るのが当たり前」というように、「そういう環境が普通」と思えば人間を怖がったりしません。
生まれたばかりの赤ちゃんハムスターは生後2週間ほどまでは母ハムスターによって育てられますが、その後は自ら歩き、自らエサを食べます。
ちょうど母離れし始めた頃に積極的に関わりを持つと早い段階で懐きます。

【キンクマキッズ】手のひらでスヤスヤ爆睡!【眠】
こちらは生後17日目のキンクマ。
手のひらの上で歩かせたり、撫でたりしているうちに遊び疲れて眠ってしまいました。
この時、ロボット掃除機が部屋の中を駆け巡り、かなりの騒音を出していたのにスヤスヤとおねんねです^^
ハムスターと良好な関係をつくるには
- 愛されたいなら愛しなさい
- 与えられたいなら与えなさい
- 相手が嫌なことをしない
- 親しき仲にも礼儀あり
- 自ら心を開き、相手を受け止める
ハムスター対人間では言葉も通じませんし、ハムスターは犬や猫のように吠えたり鳴いたりすることもありません。
つまり、フィーリング(直感的・漠然とした気分・雰囲気)をお互いに感じ取りながら接するしかないのです。
良好な関係を築き上げるには、こちら(人間側)から積極的にハムスターと触れ合うことをおすすめします。
噛まれても反撃せず毅然とした態度で接していると信頼関係が生まれ、ケージの中に手を入れるとよじ登って来たり、手に付いて回ったりするようになってきます!
ハムスターは賢い
こんなに小さな脳みそですが実は賢いんです。足音を聞き分けられます。
人間の性格も理解します。
例えば、噛まれても積極的にハムスターと触れ合ったり、お世話をする私や夫の足音には反応してくれて、ケージに近付くとハムスターもハウスから顔を出して駆け寄ってきてくれるようになりました。
しかし、私の息子はおっかなびっくりハムスターを抱き上げ、甘噛みされただけで大きな声で「いってぇー!」と叫びながらハムスターを床に落下させたことがあったのです。(可哀想)
ハムスターの甘噛みや、人間の指先に鼻を擦りつける行動は信頼を得た証拠にもかかわらず、ぞんざいな扱いをしてしまった息子の足音や声を聞くと耳を伏せて警戒心丸出しの表情と目つきをするように…。
そして二度と手からエサを食べてくれなくなりました。
人間関係も同じく、一度崩れてしまった信用・信頼を取り戻すのは難しいですよね。
絶大な信頼関係を築くと、眠っている最中に触っても眠り続けるようにもなりました。

【キンクマ♂】大事な部分丸出し…///【眠】
背中を撫でても、お腹に指を突っ込んでプニプニ触っても、おヒゲの辺りを撫でても全く起きません(笑)
たまに目を瞑ったままもぞもぞと動いて、鼻をヒクヒクさせながら体勢を起こすので「起きたか!?」と思っても再び深~い眠りへ…。
完全に信用してもらえるとこんな風にもなってくれるんです♪
しっかり人間を見極められるくらいには賢いです。
理屈ではなく、本能的に見極めているのだと思います。
まとめ
ハムスターを手乗りにするには- 積極的に触れ合う
- 噛まれて当たり前と思いながら接する
- 噛まれても毅然とした態度で反撃はしない
- 食べる楽しみ、外の世界の楽しみを教える
- 声・匂いを覚えてもらうまで辛抱強くお世話する
こんなことに気をつけながら飼育しているだけで40匹全てのハムスターが手乗りになり、しっかりと懐いてくれました。
固体それぞれ性格は違うものの、信頼関係を築くことができるとハムスターとの関係は良好に進んで行きます。
ハムスターも感情を持った動物ですので、お互いにフィーリングを感じ取りながら良い関係を築いて行きましょう!
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